私は久しぶりの早い帰りに、フードコートでのんびりと漫画執筆をしていた。
何気なく座った席。
その目の前には車椅子の夫婦がいた。
彼らはすき家で牛丼を買い、仲良く食べていた。
私はいつの間にか笑っていた。
私はボランティアを通していても思う。
幸せとは、満足とは人それぞれであり、
それを縛るものはだれでもない。
いや、幸せと表現することが、生き物はおかしいのかもしれない。
だが嬉しいと思うから幸せと思う。悲しいから不幸だと思う。
こう、人は成っているのだ。
今日は、明日は。
今日も明日も昨日も一昨日も明後日も来年も去年も。
生き物はそれを思っている。
[1回]
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